全力投球の先に見えた未来。野球一筋の人生から、人材育成主任になるまでの軌跡
ネクステージグループホールディングス株式会社 主任
倉知 誠 (2023年入社)
株式会社HRC 執行役員
本川 順博(2019年入社)
大阪出身、北海道育ち。大学卒業後、パチンコ業界に入り約3年後に店長へ、まもなくヘッドハントで外資保険の営業を経験。その後、やりたいことを見つめなおし、テレビショッピングの通販事業会社で活躍。2019年1月にネクステージGroupに入社し、商品企画職として、企画開発からブランディングに携わり、2019年10月に主任昇格し、2020年10月に課長に昇格。現在は商品課をマネジメントしつつ執行役員へと就任。
ネクステージGroupに入社する前までは、自分に足りない・自社で学べないスキルがあれば外で学ぶだけだという考えで、そこで学べることに限界が来たら、他の会社に転職をするというのを繰り返していました。
今思うと、とにかく自分のキャリアアップをしていくために転職をしていました。
前職では、仕事のやり方でぶつかったりすることがあり、どっちの意見も正当で、最終的に『何が答えか』となった際に、目先の利益や、役職の序列で決まってしまう状況でした。
自分にない仕事力(スキル面)向上のために転職して職場を変えることで自分のスキルを補填し、いろいろなことを知り、できるようになってきたという喜びの反面、だんだんと虚しくなってきました。
「ずっとこうしていくのか・・・。だったら一人で仕事をした方がいいんじゃないか」と、考えたこともありました。
そのように考えた際、仕事において大事なことは「どういう人たちと働いて、どういった考えで働くか」だと思いました。虚しさの反面欲してしまったのかもしれません。
前職での仕事を通じて、「どんな人たちと、どんな考え方で働くか」を重視して転職活動をしていたので、理念経営をしている物販(通販に限らずモノをつくって販売できる)企業というのを第一の条件にしていました。
仕事でぶつかった時も理念という答えがある会社で働きたい。
それまでは何のために理念があるのかも深く考えずにいましたし、そもそも形骸化されたものしか見たことありませんでした。
ですが、改めて「どんな人たちと、どんな考え方で働くか」を大事にしたいという思いが自分の中にあったので転職活動を開始しました。
私の希望もあり、出来るだけ多くの社員さんと会わせていただき、最終的には人生最多の7次面接までしていただきました。
選考の中で、会う社員、会う社員が理念そのものを語る人が多かったのが印象的でした。面接で人間味、血の通っている会社ということが分かりました。
他社で複数社内定をいただいている状況で悩んでいましたが、最後はHRC代表の中沢から『まだまだできていない事が多い会社なので、他の会社に行った方が良いかもしれない』と言われ、あまのじゃくな私は当時の課題なども全て知った上で、入社したいと思うようになっていました。
今までは仕事力を補うために選んでいた会社を、初めて人間力を補えるかどうかで選んだ会社がネクステージでした。
とてもじゃないですが、今までの自分では考えられませんでした。
今までやってきた企画開発の仕事は、掃除機や洗剤といった家庭向けの商品や、子供向け商品でした。今までやっていたことへ固執することなく、やはり軸は「想いのある人たちと働きたい」ということでした。
商材や、年齢は問題じゃないという考えに変わっていたのでネクステージの子会社であるHRCに入社しました。
しかし、ナイトブラ(インナーウェア)は一度も販売したことがなく、入社して間もなくの壁は、入社後1ヶ月目には企画開発担当がわたし一人になり、商品の改良や、新商品の開発など、自身が使用することもできず、何をするかの手がかりも、進め方も八方塞がりでした。
試行錯誤しながら、アパレル業界の情報を収集し、アンケートやフィッティングなどは女性社員の力を借りて、トレンドのアンテナを張り、「常に若く、感度の高いことを知っていたい」という想いで挑戦し続けました。
入社して間もなく販売されたのが、今ではあたりまえになっているカラーバリエーションやサイズでした。
今の仕事は商品の企画開発やブランディングだけではなく、海外(国内)生産品の物流、在庫管理、また、インナーウェアのブランドマネージャーまで担当しています。
将来のビジョンとして、ヒット商品を作ることが自分自身のミッションであり、今後も成し遂げていきたいことです。
自分自身の生涯のミッションを考えたときに、自分が作った物を、使ってもらって喜んでもらいたい。
『その商品がないと生きられない』『その商品に出会って人生が変わった』などの人に喜んでもらえる商品を作っていきたいです。
HRCの企業理念である「理想の姿を叶える」つまり、身体の変化から、精神の変化に繋がり、最終的には情緒的なものが豊かになる。
人に喜んでもらうことが昔から好きで、自分にできることは商品を通して、悩んでいる人や不幸だと思っている人たちに喜んでもらい、幸せになってもらうことが自分のミッションもあると考えています。
これからは、さらに新たなカテゴリーに進出し、より多くのお客様の理想の姿を叶え、生涯寄り添えるブランドをつくっていきたいです。
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