Interview 全力投球の先に見えた未来。野球一筋の人生から、人材育成主任になるまでの軌跡

ネクステージグループホールディングス株式会社 主任

倉知 誠 (2023年入社)

1989年生まれ。2012年に大学卒業後、整体師としてキャリアをスタートし、院長・30店舗エリアマネージャーを経験。その後社長室にて、人財領域や新規事業立ち上げを経験。その後、2020年より事業領域を広げる為にレナード株式会社にて経営企画・人事部のマネージャーを経験し、2023年にネクステージGroupに入社

野球一筋だった私が、3度目の転職でネクステージGroupと出会うまで

学生時代は常に野球に没頭。小学校から大学まで、勉強はそっちのけでひたすらバットを振り、グラウンドを駆け回る毎日で、勉強は全くと言っていいほどできませんでした。そのため就職活動でのSPIや書類選考は大苦戦し、多くの企業は面接に進むこともできず。そこで、SPIや書類選考がない採用スタイルの会社にシフトしました。私の家族はみな医療関係者なので、いつのまにか医療系の職種を探していましたね。結果的に新卒では、スポーツの経験を活かせる整体院に就職しました。

入社してからの8年間は、今思い返しても刺激的なものでしたね。施術者としてスタートし、院長、そしてエリアマネージャーへと昇進していく中で毎日が「戦い」でした。特に新人時代はハードワークの連続で、何度もくじけそうになりましたね。でもそんな厳しい環境下で鍛えられたからこそ、今の自分がいると思っています。社長室の室長として現場に指示を出す立場になると、業務に関して周囲から指摘されることが格段に減りました。一見喜ばしいことですが、私にとっては「社長の右腕になった今、仕事を指摘してくれる仲間はいない、自分の成長が止まった」と感じたのです。外部のセミナーで同世代の起業家たちの話を聞くたびに、自分は井の中の蛙であることを自覚していきました。「このままではダメだ、もっと広い世界を見なければ」「もっと挑戦したい、自分自身も大きく成長できる会社で、力を試してみたい」という思いが強まったのです。

そんな中、美容系の会社に転職するチャンスが訪れました。「起業する」夢を叶えるステップとして、1年間は社長の付き人としてマーケティングを学び、その後は人事責任者をしていました。しかし、コロナの影響で業績が悪化。人材の育成ではなく「人材整理」「リストラ」をしなければいけなくなり、大変心が辛かったです。3度目の転職活動。ネクステージGroupとの出会いは、突然でした。内定をもらっていた数社で選ぼうと検討していたところ、お声がかかったのです。他社の内定承諾まで時間が迫っている中、話だけでも聞いてみようと思い、面接を受けました。するとネクステージとの面談で、私の目標と会社のビジョンが驚くほど一致していることに気がついたのです。特に人事部長との面談では、自分のやりたいことと人事部の目標が同じだと知り、強い共感を覚えましたね。さらに代表の丹野さんとの面接はフィロソフィや価値観経営に深く共鳴。他に内定していた会社に断りの連絡を入れ、本気で目指す「ゴールのない道」をネクステージと共に歩む決意をしたのです。

全力投球の先に見えた光、掴んだ成長の手応え

入社当初は、新卒採用、人材育成、他の業務にも関わり、やるべきことが多すぎて頭の中が混乱していました。その結果思うように成果が出ず、焦りと悔しさでがんじがらめ。まさに1年前のことです。
ネクステージGroupに入る前の私は、抱えている業務全てに全力投球というわけではなく、優先順位をつけながら、全ての業務において80点の合格ラインを目指すという仕事スタイルでした。もちろん手を抜いているという意味ではありません。しかしネクステージGroupは違います。「どんな仕事に対しても120%全力を注ぐ」仕事への向き合い方です。頭では分かっているものの、日々の業務に落とし込んだ時の具体的なやり方を模索するのに、3〜4ヶ月ほどかかりましたね。

そんな最中、上司から「新卒採用の業務を一人でやりきってほしい」と言われました。新卒採用に集中できるようになったため、業務の負荷は軽減されたのですが、当時の私は「自分はまだ十分にできていないんだ、それが評価された結果だ」と感じ悔しい気持ちでいっぱいでした。だからこそ新卒採用で結果を残すと意気込み、新年の決意表明では「一点突破、全面展開」を掲げ、これまでにない成果を出せるよう目指しました。その結果、採用単価は一人あたり100万円から76万円に削減。内定承諾時期も半年程前倒しに。これらの成果が認められ、今は業務の幅を広げています。

他人優先で広がる幸福、人生を変える出会いの瞬間に立ち会いたい

私にとって何よりも嬉しい瞬間は、「倉知さんに出会えてよかった、人生が変わった」と言ってもらえることです。それが私の人生理念であり、仕事の原動力でもあります。この考え方は、整骨院で働いていた時に強く芽生えたものです。医療技術を磨くこと以上に、「人を救いたい、困っている人がいたら手を差し伸べたい」という気持ちが何よりも大切だと感じたからだと思います。しかし「救う」の基準はお客様によって異なる。だからこそ単なる技術提供ではなく、人としての信頼関係が必要だと感じました。この経験が、今の「他人優先」の考え方を育んでくれたと思っています。

加えて、ネクステージGroupでは様々な事業の成功例を目の当たりにしながら自分自身の成長にも活かせる点が魅力だと感じています。私自身「起業したい」という夢はありますが、経営者になることに固執しているわけではありません。他人の夢を聞き、叶えるお手伝いをする中で、自分の夢も叶っていくと思っています。

ネクステージGroupは「いい人が多い」とよく耳にすると思いますが、私は「すごい人」が多い印象です。あらゆる経験を積み、仕事と人に対して熱く優しい価値観を持っている人が揃っているのがネクステージGroup。そんな人たちから、話を聞き、共に仕事ができる環境はかけがえのないものだと思います。だからこそ、私も実際に経験し、自分の体験から語る「すごい人」になりたいのです。自分自身が常に成長し続け、他人に影響を与える存在でありたい。そのためには、私自身がいつも全力で向き合い、挑戦し続けることを惜しみません。ネクステージGroupの人事として、自分も常に前を走り続け、素晴らしい人材を育成していきたいと強く思っています。

目標を更新し続けること、成長と挑戦の日々を送る

入社してから、私は「ゴールを作らない」という考えがいかに大切か気付かされました。目標を設定すると達成することに集中してしまい、新たなチャレンジや成長の機会を見逃してしまうことがあるからです。だからこそ、目的は決まっていても、目標は常に更新し続けることが大切だと感じています。常に新しい視点や挑戦を取り入れ、自分を進化させていきたいですね。

ネクステージGroupには、自分が目指す人物像に近い人が必ずいます。憧れの存在がいる環境で働くことは、刺激的であり、大きな成長の機会です。「入社してからの3年間が大切」とよく耳にしますが「どんな仕事をするかよりも、どんな人たちと一緒に過ごすか」が重要ですね。その3年間を誰に投資すべきかを考える、それが将来の可能性を広げる鍵となるからです。

仮に「もしネクステージGroupでの経験がなかったら、自分はどうなっていただろう」と考えると、ゾッとしますね。会社では不平不満が出ることもあると思いますが、それは全力で取り組んでいない証拠。全力を尽くしていれば、不満を吐くタイミングなんてないし、その先に本当の成長が見えてくるはず。ネクステージGroupは真正面から仕事に挑んでいる人ばかりです。ネクステージGroupで働くことは、挑戦と成長の連続。仲間と共に汗を流し、常に最前線で会社に貢献したいと思う人材で溢れています。だからこそ自分自身も「倉知さんがいる会社で一緒に働きたい」と思われる存在であり続けたいですね。

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