19歳で高校入学。そんな私が仕事でスペシャリストを目指すようになるまで
株式会社HRC 主任
石川 研一 (2023年入社)
株式会社2.99 課長
山田俊(2018年入社)
1984年生まれ。山梨県出身。ゲーム開発会社でCGクリエイターとして働くも、倒産に遭い仕事を転々とする。Webデザインを学び化粧品会社に勤めていた頃、代表の片桐に出会い株式会社2.99(当時 株式会社スープレックス)に入社。2022年4月より、経営支援室の課長を勤める。
高校は進学クラスで「大学へ行くのが当たり前」という環境だったにもかかわらず、大学で学びたいこと・やりたいことを見つけられませんでした。ただ、ゲームが好きだったので、ゲーム開発の専門学校へ進学を決めました。大学で総合的に学習するより、ひとつのことに注力したほうが楽しいと思ったんです。両親の反対を押し切って道を決めた私は、就職で失敗するわけにはいかないと思い必死に就職活動しました。
CGクリエイターとしてゲーム会社で3年間勤め、独立する関連会社に移籍しましたが、結局半年ほどで会社は倒産。それから派遣で食いつないでいくなかで、未経験だったWebデザインのスキルを身につけました。
ネクステージGroupとの出会いは偶然でした。当時仲良くしていた友人と遊びに行った先で、たまたま現2.99代表の片桐と出会い、Webデザイナーとして一緒に働かないか。と誘われたんです。最初は自分より年下の人が社長をやっていることに、単純に興味がわきました。さらに仕事への知識量と情熱がすごくて、組織のことを本気で考え、仲間を大事にしているのが伝わりました。どういう事業をやっているかもわからないけれど、人として尊敬できる。「この人となら面白いことができそう」と思えたので入社を決めました。
当時、Webデザインはすべて外注していたそうですが「スピード感がほしいから会社にデザイナーがいたほうがよい」ということで、内部のデザイン担当になりました。クリエイティブな仕事ができるのは、まだ私しかいなかった時代。採用に使う広告・会社の名刺・ホームページ制作など、さまざまな業務を行い、多くの事業部を陰から支える仕事にやりがいを感じました。
それから人数が増え、外部の方も含めて3人体制になりました。事業が進む中で、3人でできる仕事量に限界が出てきましたが、私は「3人でどうにかなる」と、体制を変えることを考えていなかったんです。結果、代表の片桐の後押しでメンバーを増やすことになりましたが、決断するまでに時間がかかってしまいました。私がもっと早く判断できれば、もっとできたことがあったはずなのに。他の事業部をもっと支えられたはずなのに。凝り固まった考えで迷惑をかけてしまった経験は、今でもボディブローのように効いてきます。現在は8名をまとめるチームの課長として、仕組みづくりなどの上流の仕事をしながら、業務の拡大を見据えてチームメンバーの補強を考えているところです。
課長職についたのは、2022年4月。入社して4年目でした。ネクステージGroupには勢いのある人が多いなか、私は慎重派で「本当に大丈夫なのか」をよく考えるタイプ。ブレーキを踏める存在であることを評価いただけたのかもしれません。
また、チームをまとめるうえで大切にしているのは、モチベーションの維持ですね。責任感があり、会社が大切にしている考えを理解してくれるメンバーがそろっています。私がリーダーとしてメンバーに「何を大切にしているのか」を伝え続けていくことで、まだまだチームとしてレベルを上げられると思っています。
また、我々に要求される仕事のレベルが上がるにつれて、いかに応えていくかが大切で「作って終わり」ではないということに気づかされました。想像力を持って相手の意図を汲み取るというマインドを大切にして、相手が期待している以上のものをつくれるチームにしたいと考えています。
技術屋としてだけでなく、私と同じように仕事をつくる側のメンバーを育てたいと考えています。私たちの仕事は、他の事業部がないと成り立ちません。できる限り早く、高いクオリティのものを返すのが仕事ですが、時間がかかるのでリソースが不足することもあります。それを解消するためにも、他事業部の状況を察知して、こちらから提案する・先読みするチームにしたいと考えています。
現在、私は他の事業部のトップが出ている会議で、それぞれの課題を知れる環境にいますが、すべてを現場に伝えられているわけではありません。内容を噛み砕いて、タスクになっていないものをこちらから提案ができるように体制を整えたいですね。
ネクステージGroup全体で見れば、デザイナーやエンジニアなど、クリエイティブな人材がまだまだ少ない状況です。ベンチャーなら事業の根幹に関われることもあり、大手で働くのとは違った味わいがあります。フィロソフィーに共感できる方は、募集がなくても「門を叩く」くらいの勢いで、ぜひネクステージGroupに飛び込んできてください。
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