Nジェネ始めました。~経営者になりたい人のアシストができるように~
経営者になりたいと考えているものの、「経営者になるにはどうしたらいいか。」「新卒で経営者になれるのか」と考えている人も多いのではないでしょうか。ネクステージGroupでは、未経験からでも経営者になることができる機会をつくっています。今回のNEXPOでは、経営者をネクステージGroup内で輩出していくための施策である「Nジェネ」の紹介を中心に社内にどういった仕組みがあるかご紹介させていただきます。
Nジェネって何?なんでNジェネを始めようと思ったか
――Nジェネとは
Nジェネは、ネクステージGroupにおける「次世代経営者輩出を目的としたゼミ」として、『30期/2036年』に掲げた経営目標「100事業展開」に向けて100人の経営者を輩出する為の取組みです。
「N」EXTAGE、「N」EXT、「N」EWの3つの「N」と次のネクステージを担っていく世代をつくるという願いも込めてNジェネレーションを略して「Nジェネ」としました。
――ネクステージGroupの中期経営計画
ネクステージGroupは「チャンスなら、まだある」というフィロソフィーを掲げ、だれもがチャンスを掴みとれる会社を目指しています。より多くの事業をつくることで、社内・社外に対してあきらめない人へのチャンスをつくり出していきたいと考えています。
――次世代への期待(経営者輩出への想い)
現在、経営者になることは簡単なことではありません。会社を起こしても10年以内に廃業する確立は実に93%にものぼります。言い換えると、起業することには非常に高いリスクが伴います。
リスクを恐れて経営者を目指すことをあきらめてしまう人も多いように感じます。そんな人たちが「あきらめなくて」すむように、経営者になる「きっかけ」を作りたいと考えNジェネをスタートすることを決めました。
――経営者を目指す人に取って理想的なネクステージ
ネクステージGroupには、今まででに約30事業立上げて来ました。これまでのノウハウをもとに、グループ本社がバックオフィス業務・マーケティングなどの経営を全面的にバックアップすることで、より事業の成功確率をあげています。もちろん、それでも経営者になることは生半可な事ではありません。
絶対に「経営者になるんだ」という強い覚悟が必要であり、その覚悟を持っていることがNジェネに参加出来る唯一の条件となっています。このNジェネの中から、次世代の経営者がどんどんと生まれ、経営者にチャレンジする人がもっと増えていくことを目指しています。
どんなことが経験できるの?(具体的な実施している内容)
――カリキュラムの意味
あくまでNジェネは「主体的参画」のゼミ方式を取っています。
普段の業務やこれからに”活かす”事が重要なため、プレゼンテーションやディスカッションをメインとして実践に繋がる方法にしています。1か月に1回のゼミと、その後の懇親会を実施しています。
――カリキュラム内容
内容としては大きく3つを実施し3ヶ月で1周する流れとなっています。
1)社内・社外経営者からの講演
実際の経営者から「経営者の心構え」「経営者の考え方」直接を学ぶ
2)事例研究プレゼン
企業を指定し、その企業研究をしたうえでプレゼンテーションを行い、新たなビジネスの着想に活かす
3)事業企画発表会
毎月提出する「事業アイディアシート」から、より実現の高い可能性のあるものを選出し、企画者によるプレゼンテーションを実施。その後丹野代表から改善案をフィードバック
実際の経営者から直接薫陶を得る機会や、事業企画を通じて経営者になるうえで何が必要になるのかを主体的に学んでいくカリキュラムとなっています。
他にも事業多角化や経営者輩出のために実施していること
「100事業展開」のグループ会社を目指すためには、100個の事業と、100人の経営者が必要になります。そのためにも新規事業と経営者の2つを生み出し続ける仕組みをつくっています。Nジェネもその一つです。100人の経営者候補の育成と、新しい事業創出の両方を狙っており、今後この制度から多くの経営者と、新事業が生まれていくことを期待しています。Nジェネ以外にも事業と経営者創出のための仕組みが存在します。
1)THEチャンス(事業企画コンテスト)
グループメンバーのだれもが参加出来る、新事業企画コンペティションです。第三次審査まであり、全ての審査に合格した事業案は実際に立上げの準備に入ります。2023年8月に第1回を開催し、36名もの社員が参加しました。「将来社長になりたい」メンバーはもちろん「新規事業に興味のある」メンバーでもエントリーが出来、管理部門のメンバーも多くがエントリーしています。
2)経営企画室との兼業による事業立上げ
事業化の見込みがたった事業案があった場合、「Nジェネ」参加者の中から社長候補になり得るメンバーを選抜し、普段の業務を行いながら一部の時間をグループ代表直下の経営企画室と兼任し、事業立上げの準備に入ります。経営企画室は、外部の有識者で構成されており、事業案にあった有識者にご協力をいただきながら事業立上げまでをサポートしていただきます。
3)事業責任者研修
ネクステージGroupでは、事業を立ち上げた後、その事業を軌道に載せる(決められた業績指標を達成する)事で社長となれます。その事業立上げから、子会社社長になるまでの間にグループ代表の丹野から直接指導を受けられるのが「事業責任者研修」です。事業の進捗報告を通じて、事業を軌道に乗せ社長になるため、また社長になったのちも継続して事業を伸ばしていくためのノウハウを学ぶことが出来ます。
ネクステージGroupでは、『30期/2036年』に掲げた経営目標「100事業展開」を達成するためにさまざまなチャレンジをしています。現在の取り組みが必ず成功するとは限りません。「チャンスなら、まだある」とだれもが思える会社、社会をつくるために試行錯誤を行いながら、これからもたくさんのチャレンジをしていく予定です。
この記事を書いた人
小林 花菜(こばやし かな)
1989年生まれ、静岡県出身。経歴はアパレル⇒広告営業⇒不動産人事⇒ネクステージGroup。ミスマッチのない採用を実現し、自分のなりたい姿を叶えられる会社を作っていくために現在、中途採用チームと採用広報業務を兼任。
最近のブームはキャンプと温泉と愛犬とのドックラン