Interview やる気も目標もなかった。新入社員がマインドチェンジで大成功できた理由

株式会社HRC 課長

阿部 佑香 (2018年入社)

1995年生。群馬県出身。2018年に新卒で株式会社HRCに入社。CS課配属から数ヶ月でプロモーション課へ異動。2023年10月にグループ内で最も売上を上げた人に贈られるベストプロフィット賞を受賞し、同月課長職に就任。現在は12人の部下をまとめている。

「何もやりたいことがなかった」学生〜就活生時代

学生時代、わたしにはやりたいことも目標もありませんでした。好きなことは美容やアパレルくらいだったので専門学校に行きたかったのですが、親に「大学に行ってほしい」といわれ大学へ進学しました。結局、専攻の学問に興味が持てなくて、それに関連する仕事をするイメージも湧きませんでした。就職活動も周りが内定をもらい始めた頃にようやく始めたものの、大学時代に頑張ったといえるものが少なくて、エントリーシートに書くことすらない始末。企業の説明会に行っても「ここで自分が働くイメージが湧かない」と思う会社ばかりでした。

しかし、ネクステージGroupだけは違ったんです。説明会でグループの丹野代表が登壇し、話を聞いていくうちに未来を感じました!「学歴や過去の経験は一切見ない」と言い切る姿に「何これ!この会社はおもしろそう!」とワクワクしましたね。社員の方は全員気さくで明るいし、大人として、礼儀をきちんとされていました。挨拶する・目を見て話す、などが当たり前にできている会社で、みんな笑顔でイキイキしている印象を持ったんです。そんな人は他の会社にはいませんでした。就活を進めるごとに「社会って冷たいんだ」という印象を持ってしまっていたので、ネクステージGroupはすごく好印象でしたね。

選考ではコミュニケーションをたくさん取ってくれるし、寄り添い方がすごいという印象を受けました。「結局、学生時代に何かを成し遂げてないと社会は受け入れてくれないんだろう」と思っていたけれど、ここは違うと確信できたのは大きかったです。「わたしが将来何をしたいのか」についてフォーカスしてくれて、わたしの人生に寄り添ってくれました。そんな会社は初めてでしたし、「どんな過去があろうが、未来に向けてのやる気さえあればいいんだ」と思えて、安心できました。

やる気なしの新卒1年目〜自信と夢を持てるようになるまで

入社直後は、電話やメールでお客様とやりとりするカスタマーサービスを担当しました。しかし事情があって、入社して3ヶ月ほどで電話応対が不可能な健康状態に。それからわたしは雑務を担当しましたが、目的や達成目標も見つからなくて、こなすように仕事をするだけでした。そんな状態のわたしに中沢代表から声がかかり、プロモーション課に異動が決まりました。マーケティングの仕事にはとにかく横文字の専門用語が多く、多くの数字を扱います。Excelもわからないし、当時は、本来2〜3時間でできるはずの仕事に9時間くらいかけていました。

当時のわたしは、正直、仕事に向き合う姿勢がよくなかったと思います。周りに迷惑をかけていたし、やる気があったかといわれるとそうでもないし、ただ仕事をこなしていました。そのなかでも最大の反省点は、人見知りのせいで、初対面の人とうまく話せなかったことです。社外の方と打ち合わせする機会でも、ただ静かに黙って座ってやり過ごしていたんです。上司に「仕事で人見知りは言い訳にならない」といわれて、ようやくハッとしましたね。まだまだ自分は甘かったんだと思います。

仕事への姿勢が大きく変わったのは、2年目になった頃です。後輩ができて「このままでは、やばい」と思い始めました。それまでは夢や目標を持っていませんでしたが、後輩のためになることをしたい。と考えるようになっていました。そんなときに、グループの丹野代表が開催していた、研修に参画しそのカリキュラムの中で、過去の自分を振り返ったり、どういう人生にしたいかなどを熟考しました。そしてこれまでの自分は「頑張ることから逃げていた」と気づき「これからはもっと人に影響を与えられる人になりたい」という答えを導き出しました。それからは、目標を叶えるために役職を上げる努力をすると決め、周りには「1年以内に主任に上がる」と宣言。本当に半年後に主任になれたときはうれしかったですね。

「チームの成長がわたしのやりがい」上司としての意識

部下や後輩とは、本気で向き合うことを大切にしています。注意したりフィードバックしたりするのはとてもエネルギーがいりますし、できるならしたくないとも思います。でも、中沢代表をはじめとして、上司、先輩方はわたしに本気で向き合ってくれ、見捨てずにそばにいれくれました。だから次はわたしが後輩たちに返していきたいと思います。後輩や部下が成長してくれるのは本当にうれしく、やりがいでもあります。「こんなにできるようになったのか」と感動したり、はじめは苦労していたが成長して活躍しているのを見て喜んだり、この立場ならではの気持ちを感じています。もちろん責任ある役職なので苦労や悩みもありますが、その分見える範囲が広くなって、喜びも増えました。

もうひとつ、上司になって意識しているのはメンバー全員の意見を聞くことです。新卒だとしても、どう思うのかを必ず聞いています。また、人には不足があって当たり前なので、得意不得意をチームで補い合っていること、仕事はひとりでしていないことを常々話しています。主任の頃は全員が納得するまで話し込んでいましたし、課長になった今は、主任とのすり合わせを入念に実施しています。誰かがモヤモヤしたまま仕事をしてもよい成果は出ないと思うので、目的や方向性を徹底的に話して、全員がクリアな状態で仕事に取り組めるように工夫しています。

「行動次第で人は何にでもなれる」を自分が体現していきたい

わたしの目標は「誰かに頼られて影響を与えられる人になりたい」です。AIに仕事を取られるかもしれない。女性の正社員はまだまだ少なく年収も低い。そんな時代に絶望することもあると思うんです。だからこそ、学歴に自信が持てない、コンプレックスがあるわたしが活躍すれば「あの人にできるなら、わたしにもできるかも」と思ってもらえると信じているからです。やり続ければ、行動次第で人は何にでもなれます。それを自分が体現することによって証明していきたいですね。

そしてチームに関しては、苦しいときにこそ這い上がれるチームにしたい、というのが目標です。うまくいっているときによいパフォーマンスができるのは当たり前なので、落ちているときにいかに強く這い上がれるか、を重視したいです。わたしたちプロモーション課は、会社のみんなが作ってくれた利益を預かって仕事をしています。みんなの生活がかかっているんです。それくらい真剣に向き合ってもらえるように指導したいし、苦しさを乗り越えて成果を出す達成感や喜びをみんなに味わってほしいと思っています。また、チームにはキャリアアップを目指している子が多いので、その子達が理想の姿を叶えられるように後方支援したいです。だからこそ、あえて厳しいことも伝えます。甘さは優しさじゃないですからね。


「今やりたいことがない」そんな人は多いと思います。将来が漠然としていたり自信がなかったりで、仕事への期待もあまりないかもしれません。でも、わたしはやりたいことも自信も、今の時点ではなくてもいいと思います。ないならこれから徐々に見つけていけばいいですし、たとえば漠然と「立派になりたい」と思うなら、そう思えるだけですごいんです。理想があるから頑張れるし、自信がなくなるし、不足にも気づけます。目標がないから、目標が漠然としているから、などとマイナスに考える必要性はありません。面接には、取り繕わずに素直な自分で来てください。目標が漠然としていても、過去に挫折した経験がある人も、「頼られる人になりたい」「感謝される人になりたい」「変わりたい」などの未来へのプラスな思い・願望があるなら、それでいいと思います。その信念さえあれば行動できます。理想の自分になりたい人は、ぜひネクステージGroupで実現してください。

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