Interview 挫折のおかげで可能性が広がった。プラスに切り替える発想力

株式会社HRC

林 卓勲(2022年入社)

1999年生まれ。長野県出身。大学受験において志望大学の受験に2度敗れ、思い切って海外の大学に進学。日本から海外に携わる仕事をしたいと日本での就職を決め、2022年新卒で株式会社HRCに入社しプロモーション課配属。新卒1年目で最も活躍した人に贈られるルーキー賞を受賞。


できることを模索し、海外へ飛び出した

小さな頃から普通ではいたくないと思う子供でした。クラスでリーダーに積極的に立候補したり、周りを巻き込んで何かをすることなどの大きな仕事にやりがいや楽しさを感じていました。

そんな私の初めての挫折は大学受験です。高校3年生のとき、志望する大学に落ちました。浪人を決め、自分を奮い立たせて必死に勉強しましたが、2回目の受験も失敗。本当にどうしようかと思っている中で、このまま受験勉強を続けるよりも、可能性を広げる方法を考えたほうがよいと思い、気持ちを切り替えて海外の大学にチャレンジすることにしました。もともと英語が苦手ではありませんでしたが、やはり不安はありました。それでも「海外に実際に行って、これから勉強すればいい。」と前に進むことを選んだのを覚えています。

大学卒業後は、そのまま海外で仕事をするという考えもありましたが、大学生活も終盤に差し掛かった頃「日本のほうができることが多いのでは」と思い帰国を決めました。
ネクステージGroupとの出会いは、その就活の頃です。純粋に「面白そう」と思ったのが第一印象で、社風や多角的な事業内容に興味を持ちました。でも何よりも惹かれたのは、自分と同じ考えを持つ会社であったということです。「1人がよければよいのではない。チームにとって、全体にとってよいことをしよう」という姿勢が胸に刺さりました。社会人としてデビューする会社が、ネクステージGroupでよかったと思います。

「君の価値観で話さないで」その一言で私は変われた

私が配属されたのは、株式会社HRCのプロモーション課です。入社後は思った以上に仕事を任せてもらうことができ、良い意味でギャップがありました。自分が担当したクライアントの数字が伸びたときは本当に楽しく「これが仕事のやりがいか」と実感することができました。さらに「クライアントとWinWinの関係になるような仕事がしたい。」という点を大切に考えていたので、実現できて嬉しかったことを覚えています。

入社から少し経って、新入社員の教育担当になった私は、人を育てる難しさを知ることになります。
後輩を指導しているとき、ハッとした出来事がありました。「この子はなぜできないのだろう」という思いを、無意識のうちに出して接してしまっていました。それを見抜いた上司から「君とあの子は違う。君の価値観で話しちゃいけないよ」と言葉をいただきました。その言葉で自分自身が自分のフィルターを通して周囲を見ていたことに気づき、以降は自分のフィルターを通さずに周りを見るようになりました。まだまだ未熟な私に、大切な言葉をいただいて成長するきっかけをいただいたことに感謝しています。

仕事は難しい。だから壁を越えたくなる

仕事は難しいからこそ、いくつもの壁を乗り越えて成長するのが大切だと考えています。私にも壁がありましたが、特に思い出す壁が3つあります。

1つ目は、売上の数字が伸び悩んでいたときです。私たちのミッションは、新規のお客様に販売する「売上目標」という数値を達成することです。しかし結果が出ず、未達成が続いたときは気持ちが弱りそうになりました。頑張っているのに結果に結びつかないのは、とても歯がゆい気持ちになります。だからこそ、チームみんなで頑張れる会社の風土に何度も救われてきました。どうすれば目標に到達できるのか、をみんなで考え模索する時間はとても有意義だと感じています。

2つ目は、新規営業です。すでにお取引のあるクライアントとのミーティングは問題ないものの、私は新規のクライアント開拓を苦手に思っていました。「0を1にする」のがいかに難しいのかを実感し、場数を踏みながら今も改善方法を模索し続けています。正解はないと思いますが、話し方を工夫し、何よりも商材を深く理解することを大切にしています。

3つ目は、初めて任せていただいた市場調査が印象に残っています。HRCでは3カ月に1度、市場調査を実施しています。新卒1年目で任せていただけてとても光栄だったのですが、今まで行ったことのない方法での市場調査をすることになりました。過去のデータも設問も参考にできないなか、より正確なデータを得るために何が必要なのかを考え、設問をブラッシュアップし、なんとか市場調査を成功させることができました。与えられた課題として、とても大きな壁だったことを覚えています。

周りを巻き込み、会社を引っ張る存在になりたい

私は「自分の世代が会社を引っ張っていけるようになりたい。」と考えています。なかでも、自分が中心になって周りを巻き込み「自分がいるからチームがうまくいく」という存在になれるように日々取り組んでいます。そのために自分がチームに対してどういう価値を与えられているのか、貢献できているのかを常日頃から考えています。

最終的な私の目標は「世のため人のために尽くす人になること」です。そのための手段はまだまだ不明瞭ですが、「私が目標とする私になる」そんな未来を描いて自分を磨いていきたいと思います。

チームとしては、自分が担当していない部署もひっくるめて、担当ブランドのVIAGE全体を目標達成させたいと考えています。一気に・大幅に目標達成とはいかずとも、その地道な頑張りが実れば、海外にシェアを広げたいという大きな願望も叶うかもしれません。現在HRCは台湾に支社を持っていますが、他の地域にももっともっと広げられるはずだと思っています。日本で成果を出して海外で地域を拡大する際、私がその「0→1」に携われる存在になれたら最高ですね。

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