Interview 「目標がない」人生を変えるために、落ちこぼれ大学生が下した決断

ネクステージグループホールディングス株式会社 専務取締役CFO

片桐 直也(2006年入社)

1981年生まれ、三重県出身。学生時代にグループ代表の丹野が店長を務めていたBarでアルバイトをしたことで丹野と出会う。新卒で、某大企業の内定をもらうも辞退し、24歳で代表の丹野とともにネクステージGroupを立ち上げる。その後、広告代理事業(現在の株式会社アクセル)の責任者などを経験。現在はネクステージGroupの専務取締役として経営戦略と経営管理部門のグループ本部を統括する。

目標もなくつまらない、後悔が生まれた学生生活

「もっといろんなことをしておけばよかった」と、私と同じような後悔を持つ人も多いのではないでしょうか。小学3年生から高校3年生まで、野球漬けの日々を送っていた私は「チームで何かを成し遂げる喜び」「仲間と切磋琢磨し、苦しいことも乗り越えながら目標に取り組む素晴らしさ」を学びました。そう、学んだはずだったんです。

しかし、大学生になってせっかく上京したにもかかわらず、目標もなく、頑張りもせず、ダラダラと日々は過ぎていきます。「チームで何かを成し遂げる?仲間と切磋琢磨して苦しいことを乗り越える?」そんなことはなく、野球を通して学んだ経験を生かそうともしていませんでした。当然、成績は後ろから数えたほうが早い順位です。大学後半は学業もそこそこに、バイトばかりする生活になりました。

目標がなく、ただ日々を過ごすのも悪いこととはいいません。でも、心のどこかにつまらなさを感じ、物足りない日々が続くと、だんだん後悔が生まれてくるんです。しかし、学生生活での後悔があったからこそ、目標を持って行動することの大切さを学べたとも思います。それは現在でも変わらず、行動には目標や目的を設定し、自分を見失わないように心がけています。

「後悔しない人生」は自分で切り開く
会社の立ち上げに参画する決意

目標もなくただ日々が過ぎていった大学生時代、私はバーで丹野代表と出会い、口説かれました。アルバイトしていたバーの店長が今の丹野代表だったんです。諸事情により半年ほどでバーが閉店してしまい、卒業を控えた大学4年生の冬、丹野代表から新規事業立ち上げの誘いを受けます。すでに内定をもらった企業があり、いわゆる「普通に」就職して働くことを考えていた私は、かなり迷ったのを覚えています。

「これ以上自分の人生に後悔したくない」「後悔なら誰でもできる」なによりも「単純に、楽しそう」と思い、ネクステージGroupの立ち上げに参画する道を選びました。創業当時はゼロからのスタートで、右も左もわかりません。初年度の売上はほぼゼロ。アルバイトをしながらの生活でお金もなかったので、わからないことはネットで調べたり本屋で立ち読みしたりして勉強する日々です。

しかし悩んでいる暇がないほど忙しいと、不安すらも湧きません。「とにかくやるしかない」と、がむしゃらに行動しました。それでも事業は失敗の連続。ただ、失敗しながらも、前へ・次へ進もうと頑張れる時間はとても楽しかった、と今でも思い返します。

仕事の「好循環」を生み出すのが私の仕事

私の仕事は、ネクステージGroupの経営統括とグループ本部長として事業成長を促せるようにバックオフィスを運用管理することです。フィロソフィーの「チャンスなら、まだある」を軸に、「あきらめない人に、最もチャンスをつくる会社になる」というビジョンの実現を目指しています。

【ネクステージGroupの成長ステップ】
①質を伴った事業を多く生み出す
②生み出した事業をより成長させ、雇用・ポジションが生まれる
③メンバーの活躍と成長につながる
④商品・サービスが磨かれ、より収益が増大する
⑤収益をもとに新たな事業の創出につながる(①に戻る)

私は、仕事をするうえで上記のような「好循環」を、どれだけたくさん、スピード感をもって回せるかということを意識しています。また、企業経営の未来は予測ができないものです。だからこそ、未来に起こりうる事態を想定し、準備するように常に心がけています。

ありがたいことにネクステージGroupは、フィロソフィーやビジョンに共感する多くの社員に恵まれました。同じ目標に向かって、苦しいことも楽しいことも共有できる仲間がいるので、とてもよい空気感で仕事ができています。

「チャンスの数」を増やすためにチャレンジし続ける

ネクステージGroupにとって事業の数はチャンスの数です。私たちが考えるチャンスは「学歴・職歴などの過去に関係なく、自己実現に向けてチャレンジしたいと考えている人が、新しく踏み出すためのステージ」のこと。つまり、事業が増えれば、多くのポジション(役職)やチャンスの種類(職種)を数多く用意でき、チャレンジしたいという思いを持つ人に挑戦するチャンスを提供できるのです。

そのために、ネクステージGroupは100の事業をつくろうと本気で行動しています。現在はその5分の1にも届いていませんが、必ず叶えるべき目標として設定しました。
目標を達成するために、事業が生まれる仕組みや、事業成長を加速させる仕組みをグループとして構築していきます。「チャンスなら、まだある。」挑戦して、失敗しても大丈夫。

今では、失敗に向き合って・努力して・成長していく周りの人の姿を見るのが何にも変え難い喜びになっています。これからも、「まだあきらめたくない誰か」が挑戦するためのきっかけやステージづくりに尽力していきます。

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