Interview 「なんで今の仕事してるの?」クビ宣告された私を変えた、一本の電話

株式会社アクセル 代表取締役社長

郡司陽介(2010年入社)

1985年生まれ、東京都出身。高校卒業後、就職するも事故で大ケガを負い退社。不動産会社へ再就職するも、クビ宣告を受けるなど厳しい世の中の洗礼を受け挫折。25歳でネクステージGroupへ入社するとトップ営業として活躍し、2016年に30歳で(株)アクセルの代表取締役へ就任。

やる気も働く理由もない。クビを宣告された新入社員時代

「学生時代は夢も取り柄もなく、努力せずにダラダラと過ごしていた」そんな方もいるのではないでしょうか?
かくいう私もその一人。やりたいこともなかったので、高校卒業後はなんとなく地元で運送業に就職しました。夢や目標もなく「自分は何がしたくて、何のために働いているのか?」を見出せない毎日にモヤモヤしていました。

それでも人間関係に恵まれ、ようやく仕事も楽しくなってきた矢先、私はバイク事故に遭います。大怪我を負い、やむなく仕事を辞めました。怪我のためにできることは少なく、無気力で自暴自棄。アルバイト代はギャンブルに注ぎ込み、時間が流れるだけの日々でした。

そんなとき、不動産業界で働く友人と会って仕事の話をする機会がありました。仕事話をする友人が楽しそうで、イキイキしているんです。「自分にもできるかも?」なんて理由で、22歳のときに不動産業界にチャレンジしました。しかし、不動産業界は営業数字だけがものを言う、非常に厳しい世界です。社会の厳しさをガツンと味わいました。入社3ヶ月でクビを宣告されたり、入社すぐの新人が上司になったり、悔しく苦しい思いばかりでした。「もう1か月だけ」とチャンスをもらい、なんとか人並みに数字をつれるようになったものの、私は至って普通の営業マンでした。

「なぜ今の仕事を続けたいのか?」答えが見つからなかった

営業マンとして働いていたある日、中学時代からの友人の中沢(現:株式会社HRC代表取締役)から連絡が来ました。このときの「ネクステージという会社で一緒に働かないか」との誘いが僕の人生を大きく変えることになります。

不動産を辞める気はなかったので一度は断ったものの、丹野代表に会った際「なんで不動産やってるの?」との質問に、はっきり答えられない自分がいたんです。丹野から続けて「不動産しかやったことないから不動産をやりたいって言ってるだけでしょ?幼稚園生がウルトラマンになりたいと言っているのと同じだよ」と言われたときに図星だと感じました。話しているうちに「丹野とならおもしろいことができそう」「やりたいことも見えてきそう」という気持ちがどんどん大きくなり、不動産を辞める決意が固まりました。

入社後、最初に任されたのは、未経験のシステム・WEBコンサル分野。当時のネクステージGroupはみんなが業務を兼任しており「分からないから教えて」なんていう状況じゃありません。がむしゃらに見様見真似で働きました。何をやっていたのか全く思い出せない時期があるくらい、目の前の仕事に打ち込む毎日でした。

現在は経営者になり、自分の意思決定が影響を及ぼす範囲の広さに大きな責任を感じています。自分のたった1回の決断で、仲間とその家族の生活まで変えてしまう可能性があると思うと、常に気が引き締まります。

失敗するから成功できる。失敗できるフィールドを用意したい

現在私には、大切にしている心構えが2つあります。

①「最も賢い者が生き残るのではない。生き残れるのは、変化する者である」
特にWEB業界は時代の変化が激しく、今まで当たり前だったものがそうではなくなる、なんてことはよくあります。今まで持っていたスキルも知識も使えなくなるのです。

これは会社も個人も同じです。今の当たり前を疑い、競合他社はどういった活動・工夫をしているのか。クライアント様のニーズはどう変化していくのか。という点に常にアンテナを張っていなければなりません。

②失敗を成長の糧にする
私は、入社してからさまざまな失敗をしてきました。その度に猛省し「次は同じ失敗はしない、したくない」と思っています。最近ではうまくいくことよりも、失敗からの方が気づきや学び得られるとも思っています。失敗は致命的ではありません。私の仕事は、失敗できるフィールドを用意することだとも考えています。

次は私が「きっかけを渡す側」に

ネクステージGroupにとって事業の数はチャンスの数です。チャンスの数を増やすことを目標に、事業の拡大を図っています。
では、なぜやるのか?

私は幸運なことに、周りの方にさまざまなきっかけをいただき、人生の分岐点でよりよい方向に進むことができました。「次は私がきっかけを渡す側になりたい」「夢もやる気も何もなかった。何もできなかった人間がどこまでできるのか挑戦したい。」そう思うから、チャンスの数=事業の数を増やしたいのです。

私は「責任をもらうこと」によって成長できました。だから、これから新しいことにチャレンジしたい人に向けて、責任を持って活躍できる場をたくさん作っていきたいと考えています。環境変化が非常に激しい時代ですので、すべてがうまくいくとは限りません。それでも、まずは受け入れるフィールドを用意するために、これからも全力で取り組んで参ります。

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