「My 3 Rules」〜ハイパフォーマー達のMyルールとは~
あらゆる専門分野で新しい価値や、偉業を成し遂げた偉人たちは、自らに課した制約や習慣、ルールがあるものです。これから紹介する4名も、ネクステージGroupにおいて高いパフォーマンスを発揮し続け、企業の成長に欠かせない存在です。
今回は、なぜモチベーションを維持しながら、高いパフォーマンスを発揮し続けられるのか。その理由、自らに課している3つのルールを聞いてみました。
真似から学ぶ、仕事の哲学~HRC 梅林~
株式会社HRC 商品課企画開発チーム
梅林美香子(MIKAKO UMEBAYASHI)
ルール1:トコトン真似する
ルール2:win-winな関係を築く
ルール3:メンバーの成長にコミットする
――仕事では常に何を意識していますか?
まずは、トコトン真似することを意識しています。なぜなら目標を達成するためには、すでに結果を出している人をトコトン真似することが私の勝ちパターンになっているからです。
結果の出ている人の真似をすると、自分でゼロから考えるよりも多くの成果が得やすいです。たとえば、社内で成果を出している人がいれば、どのような行動で結果を出しているのか、しっかりと観察し、その通りに真似していきます。
もちろん、最初からすべてを真似するのは難しいので、少しずつで良いです。自分で考えて仕事を進めていくことも大事ですが、真似することで仕事ができる人がどういった思考で動いていたのか理解できるようになります。
見ているだけでは理解できないことも多いですが、自分なりに真似て行動してみることで、自分一人では到底なし得ない高みへと成長できると思っています。
――お客様との関係性で意識していることはありますか?
取引先とは、win-winな関係を築くことを意識しています。たとえば、一方が得をして、片方が損をするような不当な取引や将来的な事業継続や発展に繋がらないような取引を絶対に行わないようにしています。
お客様とは、信頼できるビジネスパートナーとして、最高の関係でいたいと思っています。そのためには、いかにお互いが気持ちよく仕事ができるかが重要ではないでしょうか。公平で前向きな姿勢は、取引先からのプラスαの提案や、緊急案件への対応スピードなどに影響してくると思いますので、できる限り魅力的な提案を続けていきたいです。
――社内メンバーへの向き合い方について教えてください。
真っ先に思いついたのは、メンバーの成長にコミットすることですね。仕事として大きなプロジェクトを推進していると、一人では達成できないことがどうしても発生します。しかし、チームの仲間と一緒に追うことで目標を達成できるので、チーム全体の戦闘力をあげることにコミットしています。
メンバーの成長にコミットすることは、会社の底力を上げることに繋がり、会社でできることの範囲が広がるので、そういった意識がお客様へお役立てできる機会を増やすことになると思っています。
――仕事において一番熱くなる瞬間はどのような時ですか?
自分のキャパシティがオーバーしそうな時ですね。自分の処理能力を超えた仕事を抱えると、精神的に追い込まれてきついと思ってしまいがちですが、改めて自分の限界が気づける瞬間ともいえます。
キャパシティがあふれそうな時は、自分の仕事への行動指針を思い出して少しだけ踏ん張ってみると、いつの間にか自分のキャパシティがちょっとだけ増えているんです。今までよりも強くなった自分や、考えられるようになった自分、業務量をたくさんこなせるようになった自分に気づいたときに、すごく楽しさを感じますし、自己肯定感が一気に上がって熱くなれます。
目先の損得を超えるGIVEの精神~アクセル 眞木~
株式会社アクセル (広告代理事業部)
眞木竜 (RYU MAKI)
ルール1:絶対に自分からGIVEする
ルール2:フレームワークに従って積極的な行動を起こす
ルール3:小さな仕事こそ、絶対に後回しにしない
――眞木さんの根幹となる考え方を教えてください。
「絶対に自分からGIVEすること。」これが私の仕事やコミュニケーションの根幹です。折衝の主導権を取りたい相手や、情報が欲しい相手には、先に相手が欲しいものをGIVEすることで、自分の欲しいものが手に入りやすくなるからです。
人間は、与える人と受けとる人、バランスをとる人の3つのタイプに分類できると言われています。この3つのタイプの中で、最も仕事で結果を出せるのは、「与える人」だという答えがでています。
偉人と呼ばれる多くの人が自分への見返りを気にせずに、徹底的に与えていますよね。目先の損得ではなく、受け取る以上に与えられる存在になりたいと思っています。
――仕事の目標達成において何か意識していることはありますか?
短期目標については、PDCAサイクルに類似する意思決定のフレームワークに沿って、積極的な行動を起こしています。市場も競合も取引先も、基本的には思い通りには動かないので、状況把握と予測をしつつ、直観とアドリブで動くようにしています。
直感とアドリブで素早く動いていくには、置かれている状況や周囲の環境を客観的に観察し、現状をできるだけ正しく認識する能力を高める必要があります。また、得られた情報を元に状況判断を行い、取るべき行動や方向を決め、具体的な手段や決定内容を行動に移すことが欠かせません。
最初は、簡単にはいきませんが、変化について細かく観察し、何かアクションを起こすことを意識していると、目標達成がしやすくなると感じています。
――仕事で注意していることはありますか?
小さな仕事こそ、絶対に後回しにしないということですね。たとえばチャットや電話の折り返し、細かな数字、取引先の状況など、小さなことを後回しにすると後から予期せぬトラブルで時間をとられ、本来進めたかった仕事の準備や管理に響いてくるからです。
あと、「自分はダメな人間だ」とか「他の人より継続性がない」と思わないようにしています。できない自分を責めるよりも、できることが少しでも増えるように考え方をプラスに変えて、ポジティブな小さな習慣を積み重ねています。
絶対にあきらめない気持ちがピンチをチャンスに変える~ネクステージグループホールディングス 神浦~
ネクステージグループホールディングス株式会社 財務経理部
神浦 瞳(HITOMI KAMIURA)
ルール1:自分や仲間を信じる
ルール2:仲間を増やし、プロジェクトへ巻き込む
ルール3:絶対にあきらめない
――仕事で大きな壁に直面した時は、どうしていますか?
仕事で大きな壁に直面して、少し苦しいなと思ったときは、自分や仲間を信じるようにしています。今の壁はたいしたことではない、自分や今の仲間がいれば絶対にできると強く言い聞かせています。
そうすることで、自分自身の置かれた環境や具体的に何に対して難しさを感じているのかを冷静に分析する余裕が生まれます。
ただ、実際にやってみても、自分が望む結果が約束されているわけではないのも事実です。だからといって最初から諦めて何もしない選択をするのか、最大限チャレンジして失敗してしまうのかでは、絶対に物事のとらえ方や景色の見え方が違ってくると思っています。
――仕事を成功させるカギがあるとするなら、何だと思いますか?
仕事場の仲間を増やし、プロジェクトへ巻き込むことです。沢山の人から知恵を借りることで、理想や夢を現実にしやすくなります。そのため、常に自己開示をして共感者を増やすことを意識しています。
問題を自分で解決していくことも大切ですが、周りに解決法を聞くことで、“助け、助けられる”という小さなコミュニケーションが生まれます。この小さなコミュニケーションは、回を重ねるごとに、大きな成功の輪を描き、人と人を繋いでいくのだと思っています。
――仕事で苦しい時に、乗り越えるための秘訣はありますか?
絶対にあきらめないことですね。やはり結局はこの言葉に戻ってきます。どんな状況でもギリギリまでできることを全力でやると絶対に夢は叶います。
絶対にあきらめないという強い気持ちを持つことで「絶対にやってやる」という気持ちになり、気持ちのエンジンが始動します。何事も、諦めたときに終わります。逆に、諦めない限り終わりは来ません。今まで何度も乗り越えてきたので、これからもピンチこそチャンスの精神で楽しもうと思います。
数字を根拠に語り、リスクに備える~2.99 森川~
株式会社 2.99 メディア事業部
森川智仙 (TOMONORI MORIKAWA)
ルール1:数字を根拠に語る
ルール2:何事にもチャレンジしてもらう
ルール3:常にリスクに備える
――プロジェクトの管理で、何か意識しているポイントはありますか?
すべて数字を根拠に語るようにしています。たとえば仮説を出す時や、何かを判断するときは必ず数字を根拠にして、チーム内でも事実を元に仮説を出すよう徹底しています。
ビジネスの場では複数の意見が飛び交ったときに、どれか一つの選択肢を選ぶというシーンはとても多いです。そんな中、自分の意見を採用してもらうためには、他の意見よりも自分の意見が正しいということをチームメンバーに証明する必要があります。
そのためには、根拠となる数字を使って説明していく、つまり数字で語ることが大切だということです。
――チームメンバー育成について、どのようなことを意識されていますか?
メンバーからのアイディアは自分の経験則や感覚で否定せず、何事にもチャレンジしてもらうようにしています。失敗を恐れないチャレンジ精神を持つことができれば、どのような状況下でも新しい風を吹き込むことができます。
そして、チャレンジ精神がある人は、あらゆることに関心を持って、自ら勉強したり、積極的に行動したりするので、仕事やお客様への高い貢献が期待できます。なので、何事にもチャレンジ精神を持って前向きに変化を起こしてもらいたいと思っています。
――会社を安定的に成長させるうえで、大事なポイントは何だと思いますか?
常にリスクに備えることではないでしょうか。リスクに備えるからこそ、メディアを成長させる動きを取り続けることができると思っています。危険を事前に察知し、それを避けるべく対策を講じることは、トラブルがもたらす最悪の事態を回避することに繋がります。
また、常にリスクを意識しているからこそ、大きなプロジェクトでも失敗の可能性を限りなくゼロに近づけていくことができているといえるのかもしれません。私の現在の目標は、2.99のメディア事業部を成功に導くことです。もちろん、メディアの立ち上げには、リスクが伴いますが、新メンバーと一緒に初コンバージョンや初売上、検索順位1位になった瞬間に立ち会うことができれば、それだけのリスクを負う価値はあると思っています。
記事に関する採用情報
この記事を書いた人
竹中 惇(たけなか じゅん)
1994年生まれ、関西生まれ東京足立卍。経歴は、児童養護施設でケアワーカー→人材系営業職→ネクステージグループ人事。過去関係なく未来を変えていきたいチャレンジャーが活躍できる環境、社会を作る!をミッションに、中途採用の責任者をしております。
趣味は、漫画、映画鑑賞大好き!キャンプ、アウトドアが大好きです!