全社員が経営参画!「委員会」を会社につくる理由
委員会という言葉を聞くと学校生活においての委員会をイメージされる方も多いのではないでしょうか。近年、多くの企業で委員会制度の導入が増えています。ネクステージGroupでは、「全社員が経営に参画する」ことを目的に部署を横断した委員会制度を導入しています。今回のNEXPOでは委員会制度を導入している目的、代表的な委員会を詳しくご紹介します。
委員会を設置する目的
目的1:全社員が経営に参画する機会をつくる
ネクステージGroupではすべてのメンバーに会社の経営情報を公開し、経営者と同じ立場になった時に「自分ならこうする」という、立場や、役職などに関係なく、全員で経営に参画をしています。部署横断でないと解決ができない課題に対しては、委員会を立ち上げ、委員会メンバーで協力し課題解決を実施しています。たとえ社長でなくても、役職をもっていなくても委員会をとおして自分の会社の課題解決に関わることで、全メンバーの「意思が統合」された経営を実現することができます。
目的2:部署を超えた横のつながりを持ち、コミュニケーションを活性化させる
委員会は年齢や役職、部署関係なく結成されています。普段の業務では関わることが少ないメンバー同士も、コミュニケーションを取るきっかけがあることで人柄やお互いの仕事内容を理解することができます。社員のコミュニケーションが縦割りになるのではなく、横のつながりをつくることで、お互いの目標に対しても理解し、部署関係なくアドバイスをし合える状態をつくりだすことができます。
代表的な5つの委員会
ネクステージGroupの代表的な5つの委員会をご紹介します。どの委員会も円滑な会社経営をしていくための重要な役割を担っています。それぞれの運営目的と取り組みについて具体的に紹介します。
【フィロソフィー浸透委員会】
活動目的
ネクステージGroupの最も重要な考え方である「フィロソフィー」が社内へ浸透し、一人ひとりの社員が体現や後輩に伝承できる状態を目指しています。
取り組み内容
社員がフィロソフィーの内容への理解を深め、日々の業務に紐づけることができるような施策を考え実行しています。フィロソフィーをテーマにした朝礼の運営、勉強会の企画や社内掲示物の企画などを実施しています。主体的に取り組みながらもワクワクできる施策を考えて実行することで、業務の通して人として成長ができている状態を目指しています。
【CSR委員会】
活動目的
多くの方にチャンスが届けられるよう「事業をつくること」「未来をつくること」に着目し、フィロソフィーである「チャンスなら、まだある」につながるCSR活動を実施しています。
取り組み内容
CSR活動を通して社会に貢献していけるよう、取り組んでいることは大きく分けて2つあります。
1つ目が、児童養護施設で暮らす子どもたちへの支援です。幼少期に楽しい思い出を作ってもらえるよう、ディズニーランドにネクステージGroupの社員と一緒に遊びに行き交流を深めています。また、今後社会に出ていく子供たちに将来へ希望も持ち、就職時に選択肢が持てる支援をしていけるようにプロジェクトを進めています。
2つ目は社内SNSでCSRに関わる情報を発信しています。社内でのCSRの認知・共感・参画意欲が向上するように定期的に世の中で実際に取り組んでいるCSR活動の情報や考え方などを伝えられるようにしています。
【NEXPEDIA(ネクスペディア)委員会】
活動目的
社員間の情報格差をなくすため、安心と挑戦が両立した働きやすい環境をつくります。
取り組み内容
グループ共通のマニュアルやルールをNEXPEDIA(※1)というwebサイトにまとめています。
ネクステージGroupの社員が見やすいサイト作りを目指して、新しい情報が入った際は随時更新し、管理しています。また利用ルールを定め、実際に使用する社員が使いやすいようにページ配置・デザインなども工夫して、計画的・定期的にブラッシュアップしています。今後は社内でのNEXPEDIAの認知度をあげ、全社員に使用してもらえる状態を目指します。
※1NEXPEDIAとはネクステージGroupの情報が集約されているメディアのこと
【イベント委員会】
活動目的
全社員の「仲間を大切にする意識」を向上するために活動しています。
取り組み内容
ネクステージGroupでは創業以来、何をやるかよりも誰と働くかを重視してきました。一緒に働く仲間のことを最も大切に考え、お互いが大切な関係になるように、ひとりひとりが仲間に敬意を持ち接してほしいと考えています。「大切な仲間たちとの職場」づくりに貢献する社内イベントを月に1回実施しています。イベントをとおしてお互いの価値観を理解し挑戦を支援し合う「志事仲間」になれるように、事業部を超えたコミュニケーション強化を目指しています。
【社内報委員会】
活動目的
グループ会社横断のコミュニケーションが生まれる社内報を目指します。
取り組み内容
現在、11社13事業を展開するネクステージGroupでは、子会社間でのコミュニケーション促進のために社内報を発刊しています。会社の経営方針や各社メンバーの取り組みなどをピックアップし、社内報をきっかけに子会社横断のコミュニケーションを生むのが目的です。ネクステージGroupの一員であることに喜びや誇りを持ち、お互いに関心を持つための重要なコミュニケーション促進ツールとなっていけるような社内報にしていけるように取り組んでいます。
全社員が経営に参画することで実現したいこと
委員会制度があることで、会社が抱えている課題や問題点、不足している技術、能力などを社員自身が主体となって発見、検討し、解決方法を考えることができます。
経営視点をもつ社員が増えることで、会社自体の成長につながり、ネクステージGroupが目指す「チャンスなら、まだある」と思える社会を実現するための1つの取り組みになっています。
私たちが実現したい未来に向けて、全員で経営に参画していくことであきらめない人へ次のステージを創り続けていけるようにこれからも取り組んでいきます。
この記事を書いた人
橋本 美春(はしもと みはる)
1995年生まれ、神奈川県出身。経歴はコンサル会社経理/採用⇒ネクステージGroup。学歴職歴ハンディーキャップも関係ない採用をする、その考え方が広まっている社会を作るために、現在新卒採用を担当。
趣味は、ゲーム・映画鑑賞・好きなバンドのライブに行くこと!