THEチャンス~事業企画コンテスト
「THEチャンス」とは、「いつか社長になりたい人」「やってみたい新規事業の計画がある人」「今の事業計画をさらに磨きたい人」から、新規事業企画を募集するために、2023年8月から始まった制度です。より、多くのチャンスをつくる会社を目指し2036年までに100事業創るために力を入れている制度ですが、そこにはどういった思いがあるのでしょうか。今回は、なぜこのような制度ができたのか・どのような工程で審査され、どのような人が受賞したのかを紹介します。
THEチャンスをスタートした理由|100事業創出を目指して
ネクステージGroupは、ビジョンである「あきらめない人に、最もチャンスをつくる会社になる」を目指し、2036年の30期に100事業のグループになることを目指しています。この目標を達成するためには、100個の事業企画案と、それを担う経営者が必要です。そこで、グループメンバーから新規事業の企画案を募集するプログラムとして「THEチャンス」が生まれました。代表の丹野を中心に、「次世代の経営者を輩出するための、非常に重要な施策」としてプロジェクトを組み、およそ半年間もの準備のうえ開催に至りました。エントリー資格は、グループメンバーであることのみ。これはネクステージGroupの「チャンスなら、まだある」というフィロソフィーに則り、すべてのメンバーにチャンスがあるべきと考えたためです。今後も年に複数回実施する予定です。
THEチャンスにエントリーすることは「次の社長へ立候補表明」でもあります。この企画から多くの事業と、経営者の候補者が生まれてくることを期待するとともに、ゆくゆくは社内だけでなく、社外の方でもエントリーできる仕組みにしたいと考えています。
THEチャンスの審査工程
100事業と事業を担う経営者100名を、個々の力量だけに頼るのではなく、グループとして戦略的、且つ継続的に生み出すための型が、この「THEチャンス」です。
THEチャンスの審査はエントリー・1次審査・ブラッシュアップ・2次審査・最終審査まであり、最終審査を突破した案に関しては、本格的に事業化の準備に入ります。
まずは事業企画案を提出しての1次審査。今回は36名がエントリーし、合格したのは10名でした。続いて、先日行われた2次審査では、子会社社長のサポートを受けながら事業案をブラッシュアップの後プレゼンをし、2名が合格しました。さらにこれから、最終審査が待っています。
応募された事業案と入賞者のコメント
応募された事業案は非常に幅広く、ペットに関する事業・福祉に関する事業・娯楽に関する事業など、現在のネクステージGroupにはない事業領域の事業案も多数応募がありました。
では、実際にはどのようにして事業案を作成するのでしょうか?
今回は、2次審査に合格したわずか2名のうちの1人、株式会社2.99の山田さんにお話を伺いました。
応募のキッカケは、株式会社2.99のなかで「みんなで出してみよう」という空気が生まれて、それに乗っかった、という部分が大きいです。自分から飛びつけなかったのはちょっと反省ですね。
実際に企画を考え始めてからは「アプリ開発費の相場は?」「売上となる広告費の相場は?」「競合がどのくらいいてどのくらい強いの?」「そもそも開発工程はどうやって考えるの?」など、問題だらけ。想像で補完できることがひとつもなく、その道に詳しい方にお話を伺う機会を作ってもらったり、英語の決算資料や記事から情報を集めたりと、かなり大変でした……。
もともと子会社代表になるというモチベーションではなく、共に事業を作りたいというサポーター気質で生きてきた私でしたが、結果をいただけたことは本当に嬉しくて飛び跳ねて喜びました!
ただ、それよりもチャレンジの過程で「考えたサービスの代表者や責任者にはならないのが、なんだか悔しい」という自分の気持ちに気付いたことが、一番大きな収穫です。
THEチャンスに応募した人の声
2023年に入社した2名のメンバーに、どのような思いで「THEチャンス」に応募したのかインタビューしました。
「目の前にチャンスがあるなら、挑戦してみよう!」という思いからエントリーしました。チャレンジする決断ができたのは、自分の「現在地」と理想の場所を知り、そのギャップを埋めるための道しるべを見つけられると思ったから。
自分が経験したもの以上のことは人に与えられない。それなら、自分がまず一歩踏み出せばいいと思ったから。という2つの理由からです。
チャレンジを通して、自分にまだ足りていないコトやモノに気づけましたし、多くの収穫があったと感じています。チャレンジする前は不安もありましたが、終わったあとは、自分の現在地や次に何をすればいいのかがわかったため、通常業務でも活かすことができています!貴重な機会をいただいて、本当にありがたいです!
私には将来、経営者になりたいという目標があります。そのチャンスをつかむ第一歩として、THEチャンスに応募しました。最初は正直「これがやりたい!」という明確なものがなく、応募するか悩んでいましたが「せっかくネクステージGroupに入社できたのだから、目の前のチャンスを逃すわけにはいかない!」と、思い切って応募しました。とはいえ、内容はボロボロ……。事業企画書の書き方・ビジネスモデルを相手に伝える力など、今の自分には足りていないものがたくさん見つかりました。
ビジネスを考える難しさも楽しさも感じられ、貴重な経験ができたと思います。このような制度があることをありがたく思いますし、次回もぜひチャレンジしたいです!
ネクステージGroupでチャレンジしよう
たとえ、THEチャンスで入賞できなくても、チャレンジすることに意味があり・学びがあります。会社のビジョンを達成することを目標にスタートした制度ではありますが、応募した本人にとっても価値のある経験になっているようですね。
ネクステージGroupには「将来の夢を叶えるために大きな一歩を踏み出したい」「何かにチャレンジしたい」そんな想いを叶えるための器があります。まだ漠然としたビジョンでも構いません。「社長になりたい」「新しいことをしたい」など、未来のことを本気で考えている方は、ぜひ私たちと一緒にチャレンジしてみましょう!
この記事を書いた人
小林 花菜(こばやし かな)
1989年生まれ、静岡県出身。経歴はアパレル⇒広告営業⇒不動産人事⇒ネクステージGroup。ミスマッチのない採用を実現し、自分のなりたい姿を叶えられる会社を作っていくために現在、中途採用チームと採用広報業務を兼任。
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