2019.03 UPDATE

「挑戦し続ければ追い風が吹く」
新卒リーダーが語るゼロからの挑戦


プロフィール

川田崇雄(かわだ・たかお)

1992年生まれ、東京都出身。株式会社HRC・マーケティング部門主任。新卒二期生として新規事業に配属される。その後、事業撤退に伴い(株)HRCに転属後、マーケッターとしてのキャリアを歩み現職。コアバリュープロジェクトサブリーダー。

ネクステージグループ新卒二期生として新規事業に配属後、現在は(株)HRCのマーケティング部門で30社以上の企業と取引を行う川田さん。2018年には全社員投票でMVP受賞も果たした彼に、4年間の挑戦の軌跡を伺いました。

人と違う就活で、余裕の4社内定

僕は、就活にまったく苦労を感じなかった学生でした。

就活中は、他の学生といかに差別化、効率的をして企業に接触するか、内定をもらうかを考えていました。Facebookを使ったり、学生団体に参加したりと、就活ナビにエントリーして選考に進んで、といった一般的な経路は辿っていません。

唯一苦労したのは面接の練習くらいです。とにかく場慣れするために練習をしていました。結果的に、大学4年の春にはネクステージグループを含め4社の内定を獲得しました。

大手に行くかベンチャーを選ぶか。

僕は将来的に、経営者か事業責任者になることを目指していたので、社長の考えに共感でき、若手でもチャレンジできる環境があり、そして「一緒に働きたい」と思えた社員さんがいたネクステージを選びました。

内定後は、当時新規事業としてスタートしていた「人材紹介事業」でインターンで働くことに。主な業務内容は、お客様と会う約束を取り付ける電話営業でした。

成果ゼロ。そして事業撤退へ

実際に仕事が始まると、全くと言っていいほどアポが取れません。

多い日には1日200件以上電話をかける事もありましたが、初めて成果に結び付けられたのは、仕事を始めてから2ヶ月後。それから約1年間のインターンを経て新卒入社となりましたが、目立った成果を出すことは出来ないまま入社式を迎えました。

社会人として働き始めてからもその状況は変わらず、目標未達成の日々が続きました。同期の仲間が次々と目標達成をし仕事を掴んでいる中でも、僕だけが未達成。

しかも、後輩として入ってきた同年代のインターンにも成果で追い抜かれてしまいます。それが本当に悔しくて。分からないことがあっても、分かったフリをしてしまうことすらありました。

それでも悩んでいたときに、周りの仲間が「川田くんならできるよ」「期待しているよ」と何度も励ましてくれました。夜遅くまで仕事に付き合ってくれた仲間も数え切れません。

しかし、努力は実らず、入社2年目にして事業撤退が決まりました。

「経営者になる」 「事業責任者になる」

そう意気込んで入社したものの、現実は甘くありません。そればかりか「明日からどうしよう」そんな焦りが押し寄せてきました。学生と社会人の壁を痛感した瞬間でもありました。

2年目の転属。ゼロからのスタート

「まだ何も成し遂げていない。もう一度チャンスが欲しい」

そんな思いから、通販事業の株式会社HRCへの転属を志願し、マーケティング事業部に配属されることが決まりました。

とは言え、全くの別業態。商品知識や事業理解もない状態で、ほとんどゼロからのスタートでした。

さらには、ビジネスモデルや規模もこれまで携わってきた事業と異なります。転属してすぐに販売データを整理する仕事を任されましたが、ソフトの扱いも分からず、100列もある計算式を1つひとつ紙とペンで計算したこともあります。

今思えば笑ってしまうようなことも全くダメで。連戦連敗、挫折続きでした。

そこで、まずは目の前の目標を絶対に達成しよう、そのために出来ることを考えようと頭を切り替えました。さらに、その月に人間面・仕事面で活躍していた人が選ばれる「社長賞」を獲って、半期に一度全社員投票で選ばれる「MVP賞」を必ず獲る、と決めました。

その先に、20代で経営者になるという夢を必ず実現させると自分自身に誓いました。

MVP受賞、リーダーへの昇格

そこから、僕の行動が変わっていきました。

分からないことがあれば、素直に「分かりません。教えてください」と言葉に出すようにしました。そして、上司が取引先とどのような話をしているか、メール1本、電話1本からでも「盗む」そんな意識に変わっていきました。

目標に挑み続けた結果、ようやく成果が実感できるようになったのは、入社から実に4年目のことです。自分よりも後から入った仲間が次々と表彰台に上がり、役職も付いていく中で、少しだけ遅れたスタートでした。

うまくいかなかった事は数え切れませんが、その分、自分自身やチーム、そして仕事をどう変えていくかに気づくことが出来ました。失敗を恐れるのではなく、挑み続けた先に成長があると実感できるようになったと思います。

2018年10月には、遂に目標にしていたMVP賞を受賞し、同時にマーケティング事業部主任への昇格が決まりました。

「挑戦し続ければ追い風が吹く」努力が実った瞬間でした。

これまで支えてくれた、期待してくれた仲間がいたからこその受賞だったと感じています。そして、事業撤退が決まりもう一度チャンスを求めていた僕を、快く迎え入れていただいた中沢社長には感謝してもしきれません。

20代で代表取締役を目指す

今、通販業界も大きな時代の変化を迎えています。劇的な変化の時代に、新しいビジネス、新しい商品も次々と生まれています。1年後にはまったく違う景色になっている可能性すらあります。

こうした中で、仕事でうまくいかないことがあるのは当たり前。変化を前向きに捉え、いち 早く対応していくことが重要になります。

だからこそ、逃げずに挑戦し続けられるか。そこには覚悟や意思が必要です。何度も何度も挫折したり、失敗したり、泣きそうになったりと、そういった経験を乗り越えてきたかによって覚悟が決まると思っています。

僕も20代で経営者になるという夢に向かって、まずは今のチームをネクステージグループで一番のチームと言われるような最高のチームにしたいと思っています。

そんなチームに、同じ志を持った新たな仲間が参画していることを心から願っています。

〈取材・文・編集 〉 =株式会社スープレックス小林